パソコンでウェブサイトを見ていると、突然大きな警告音が鳴り、「ウイルスに感染しています」「今すぐサポートへ電話してください」と表示されることがあります。
こうした表示の中には、利用者を不安にさせ、電話や支払いへ誘導する「サポート詐欺」があります。
警察庁も、偽の警告画面や警告音で不安をあおり、電話をかけさせたうえで、サポート代金を請求したり遠隔操作ソフトを入れさせたりする手口に注意を呼びかけています。
今回は、突然の警告画面が出たときに慌てないための6つの対応を整理します。
1.画面に表示された電話番号へ電話しない
まず大切なのは、警告画面に表示された電話番号へそのまま電話しないことです。
実在する企業のロゴや名前が表示されていても、それだけで本物とは限りません。
2.「今すぐ対応しないと危険」と言われても急がない
サポート詐欺では、警告音や大きな文字を使って、「今すぐ」「至急」と行動を急がせることがあります。
警察庁は、こうした偽警告はウイルス感染の有無にかかわらず表示されることがあると案内しています。
3.指示されたソフトを入れない
電話の相手から「遠隔で確認します」「このアプリを入れてください」と言われても、指示どおりにインストールしないでください。
遠隔操作ソフトを入れると、パソコンを操作されたり、アカウントや金銭に関する被害へつながったりするおそれがあります。
4.ブラウザを閉じる・必要なら再起動する
偽の警告画面が消えない場合でも、表示そのものがウイルス感染の証明になるわけではありません。
警察庁は、まずブラウザを終了し、終了できない場合は強制終了やパソコンの再起動で画面を閉じられる場合があると案内しています。
5.すでに支払った・ソフトを入れた場合は記録を残す
クレジットカードで支払った、電子マネー番号を伝えた、遠隔操作ソフトを入れた場合は、そのままにしないことが大切です。
警告画面、支払い履歴、購入した電子マネーカード、インストールしたソフト名など、分かる範囲で資料を残しておきます。
クレジットカード会社や電子マネー事業者への連絡、パスワード変更、ウイルスチェックなども検討しましょう。
6.自分だけで抱えず、公的窓口へ相談する
被害に遭った、あるいは本物か判断できない場合は、自分だけで解決しようとせず相談しましょう。
警察相談専用電話は#9110、消費者ホットラインは188です。パソコンの偽警告画面の閉じ方などは、IPA(情報処理推進機構)の「情報セキュリティ安心相談窓口」も案内されています。
「怖い」と感じた瞬間こそ、いったん止まる
サポート詐欺は、「パソコンが壊れるかもしれない」「個人情報が漏れたかもしれない」という不安を利用します。
だからこそ、突然の警告に出会ったら、電話しない、支払わない、ソフトを入れないを最初の3つとして覚えておくと安心です。
「もし明日」は、怪しい話を完璧に見抜くことより、少しでも違和感があったときに立ち止まれる仕組みを持つことを大切にします。
参考
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※本記事は一般的な注意点を整理したものです。被害や不正利用が疑われる場合は、警察、カード会社、電子マネー事業者、消費生活センター等へ早めにご相談ください。


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