ネット通販で商品を注文したあと、「欠品したので返金します」と連絡が来ることがあります。
そこで「○○ペイで返金します」と案内され、相手の指示どおりに操作しているうちに、返金を受けるはずが逆に自分から送金してしまう――そんなトラブルが起きています。
消費者庁や国民生活センターも、コード決済サービスを悪用した返金詐欺に注意を呼びかけています。
今回は、「○○ペイで返金します」と言われたときに確認したい6つのことを整理します。
1.「○○ペイで返金」と言われたら、まず疑う
ネット通販の販売業者から、欠品などを理由にコード決済アプリで返金すると言われたら、その場で操作を始めないようにします。
国民生活センターは、「○○ペイで返金します」と言われたら詐欺を疑うよう注意喚起しています。
2.相手に言われた数字を入力しない
返金手続きだと思って入力した数字が、実際には自分から相手へ送る金額だったという事例があります。
コード決済アプリの画面で、「支払う」「送る」などの表示が出ていないか、必ず自分で確認します。
相手に言われた数字だからと、そのまま入力しないことが大切です。
3.LINEの友だち追加や通話に誘導されても従わない
返金手続きのためとして、LINEの友だち追加や通話へ誘導されることがあります。
正規の返金手続きかどうか分からない状態で、相手の指示に従って操作を続けるのは危険です。
いったんやり取りを止め、注文したサイトや事業者の公式窓口を自分で確認します。
4.画面共有を求められても応じない
返金手続きを手伝うとして、スマートフォンの画面共有を求められるケースもあります。
国民生活センターは、画面共有によって口座や暗証番号などの情報を見られる可能性があるとして、応じないよう案内しています。
5.本当に返金が必要なら、元の支払い方法と公式窓口を確認する
返金の連絡が来たら、まず自分がどの方法で支払ったのかを確認します。
そのうえで、販売事業者の公式サイトに記載された問い合わせ先や、利用した決済サービスの正規窓口から確認します。
相手が送ってきたリンクや連絡先だけを頼りにしないことがポイントです。
6.送金してしまったら、すぐに決済事業者と警察へ相談する
もし相手の指示どおりに操作し、送金してしまった場合は、できるだけ早く利用したコード決済サービス事業者へ申し出ます。
あわせて、警察へ相談します。消費者トラブルとして不安がある場合は、消費者ホットライン188も利用できます。
「返金される側」が操作を急かされたら、一度止まる
この手口の厄介なところは、「お金が戻ってくる」と思っているため、警戒心が下がりやすいことです。
返金のはずなのに、自分で数字を入力する、送金画面を操作する、画面共有をする――そんな流れになったら、一度止まりましょう。
返金の連絡ほど、相手の指示ではなく、自分で公式窓口を確認する。
この習慣が、返金を装った詐欺を避ける助けになります。
参考
- 消費者庁「通信販売サイトの返金手続を装い、〇〇ペイといったコード決済サービスを利用して、返金ではなく逆に送金させる事業者に関する注意喚起」
- 国民生活センター「引き続き返金詐欺に注意!『○○ペイで返金します』と言われたら詐欺を疑って!」
- 国民生活センター「ネットショッピング『欠品のため〇〇ペイで返金します』詐欺に引き続きご注意を!」
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※本記事は一般的な注意点を整理したものです。被害が疑われる場合は、利用した決済サービス事業者、消費者ホットライン188、警察などへ早めにご相談ください。


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